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公開日2019/12/20

インドのAmazonプライム配達サービス、インド国内ほぼ全域で利用可能に

  • AmazonプライムのサブスクリプションサービスはPINコード(郵便番号)対象エリアの97%で利用可能
  • インドのAmazonプライム会員は過去18か月で倍増
  • Amazonは現在、インドのPINコード対象エリアの99.4%から注文を受けている

 

米国に本拠を置くeコマース大手Amazonは、インドでのサービス開始以降も上り調子だ。さらに、注文商品の無料配送、動画や音楽ストリーミングサービスなどのプレミアムサービスを提供するAmazon プライムの開始により、同社は大都市だけではなく、比較的人口の少ないTier 2およびTier 3の都市でも新たな高みに到達している。

 

Amazon Indiaのシニア・バイス・プレジデント兼インド責任者のAmit Agarwal氏によると、注目すべき点は、Amazonプライムのサブスクリプションサービスがインド国内97%のPINコードエリアで利用可能となったことである。

 

Agarwal氏は、インドの有料テレビニュースチャンネルCNBC TV-18のインタビューで次のように語っている。「現在我々は、インドにおいて、97%のPINコードエリアにプライム会員を有しており、実質的にはほぼインド全域を網羅していると言えよう。また、プライム会員数は過去18か月で倍増している」。

 

プライムの食料品配送サービスについてAmazonは、インドの地場小売り大手Future Groupが所有する小売チェーン Big Bazaarの支援を受けながら、2時間以内に生鮮食品を配送するためのロジスティクスの強化を図っている。Big Bazaar は、すでにニューデリー、ムンバイ、ベンガルールの18店舗において、1日あたり300〜1,000件のAmazon Prime Nowの注文に対応しているという。

国内の10都市で事業を開始したAmazonだが、現在国内すべてのPINコードエリアへの配達を行っており、さらに、PINコード対象エリアの99.4%から注文を受けていると、Agarwal氏は付け加えている。

 

AmazonがMSME(中小零細企業)を支援

また、Amazonは今月初め、MSME向けのワークショップを実施するために、インドのパンジャーブ州政府が州内小売産業の促進を目的として設立したPunjab Small Industries and Export Corporation(PSIEC)とのMoU(基本合意書)に署名した

このパートナーシップによりAmazonは、国外のAmazonマーケットプレイスに商品を出品して販売することができるプラットフォームGlobal Selling Programを通じて、MSMEが180か国の顧客に商品を販売できるようにする見込みだ。同社はこのプログラムのために、ルディアナ、ジャランダール、アムリトサル、パティアラなど、パンジャーブ州の主要なMSMEクラスターを養成し、それらの企業と提携するとしている。

2015年5月に開始されたこのGlobal Selling Programは、インドの売り手が国外で商品を販売できるようにするために導入されたもの。現在伝えられているところによれば、5万社を超えるインドのメーカー、売り手、輸出業者が、同プラットフォームを利用しているという。

 

さらにAmazon Indiaは、中小企業がインド産業連盟(CII)提携し、極小、および中小企業が、自社の製品とサービスをオンラインで紹介したり販売したりすることにより、ビジネスの更なる発展を援助している。Amazonはこうしたコラボレーションの一環として、意識向上のためのワークショップや販売説明会、eコマーストレーニングなどといった一連のアクティビティも実施する予定とのこと。

 

※当記事はインドメディア「Inc42」の12/12公開の記事を翻訳・補足したものです。

 

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