株式会社アイルが提供するBtoB専用ECパッケージ「アラジンEC」と、ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)が提供するオンライン決済サービスの連携を11月6日から開始した。

 

この連携により、「アラジンEC」を利用する事業者は、SBPSとの別途契約がある場合、個別にシステムを開発することなくSBPSのオンライン決済サービスを導入できる。そうすることで、クレジットカード決済の企業間取引における与信管理から代金回収業務までをSBPSに一括代行させることが可能となる。

経済産業省によると、2018年の日本国内のBtoB EC市場規模は、334.2兆円で前年比8.1%増と拡大を続けており、近年BtoB事業者から取引のEC化の要望が増加している。

同時にBtoB ECによる取引において、クレジットカード決済のニーズが高まっている背景を受け、SBPSは多くのECシステムとの連携ノウハウをBtoB事業者向けにも生かし、アイルとSBPSのBtoB事業者の業務支援をより一層強化していく意向が一致し、サービス連携に至った。

BtoB EC向けの市場はここ数年大きく成長している。ECパッケージと決済サービスの連携強化はこのトレンドに一層拍車をかける流れにもなるのではないだろうか。