楽天株式会社ウォルマート・インクは12月11日、楽天市場において、日本におけるウォルマート初のECサイトである旗艦店「ウォルマート楽天市場店」をオープンした。

ウォルマート楽天市場店は、ファッション、アウトドアグッズ、おもちゃなど、幅広い種類の質の高い有名ブランド商品から、約1,200点の取扱いで開始する。商品注文後、米国で梱包された商品は、日本のユーザーに直接空輸にて届き、商品価格には送料、関税、税金が含まれている。

今後、ウォルマート社は取扱商品を広げ、新しい商品カテゴリーを増やしていく予定だ。また、同社の持つ幅広い品ぞろえの中から、ユーザーのニーズに合わせウォルマート楽天市場天で取り扱うアイテムを拡充していく。なお、顧客サポートは、ウォルマートの子会社、合同会社西友が担当するとのこと。

 

今回のウォルマートによる楽天市場への出店は、今年1月に発表された、ウォルマートと楽天の戦略的提携の一環となるもので、今年10月には西友が「楽天西友ネットスーパー」をオープンしている。ウォルマート・インターナショナル、シニア・バイスプレジデントのネイサン・クリング氏は「ウォルマート楽天市場店で販売する商品は、日本ユーザーに対する取組みを通じて培った経験を反映し、厳選した」といったコメントをしている。