ヤフー株式会社は、ヤマト運輸株式会社は「ヤフオク!」で商品をオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」から発送できるサービスを9月19日より開始した。

これにより、駅など公共スペースに設置された全国3,000ヵ所以上の「PUDO」を「ヤフネコ!パック」の発送窓口として利用できる。これまでPUDOは宅配便などの受け取りのみの利用に限られており、発送窓口としての対応は今回が初。24時間365日発送可能(設置場所の営業時間などにより限られる場合もあり)で、送料は「ヤフオク!」上決済するためキャッシュレスな手続きが実現する。非対面での受付というロッカーならでは発送方法が可能となり、幅広いユーザーのニーズに応えることが期待される。

 

なお、同サービス利用には、出品者と落札者双方が「ヤフネコ!パック」をそれぞれ配送方法、発送方法として選択する必要があるので注意したい。

 

2018年8月27日より、出品者・落札者ともにお互いの住所や名前などの情報を知らせずに商品を配送できる「匿名配送」を開始した「ヤフネコ!パック」。10月16日からは、出品する際に送料を出品者負担にすることで全国一律の送料で発送できるようになるなど、面倒に思われがちな発送における選択肢を広げることでユーザーの満足度向上をねらう。