ラクスルは7月6日、シェアリングエコノミー型ネット運送・配送サービスハコベルが、関西エリア2府3県でのサービスを正式に開始したと発表した。PCやスマホアプリで荷物の配送予約から支払いまでを簡単に行えるハコベルの対象エリア拡大によって、関西圏での配送手段は多様化する。

ハコベルとは、PCやスマホアプリで荷物の配送予約から支払いまでを一括して行えるネット運送・配送サービス。まず依頼者がルートの設定、荷物名の記載、支払い方法を選択することでWeb注文が完了する。ハコベルが最適なドライバーをマッチングすると、ドライバーとの電話確認を経て配送予約が確定。配送完了後はメールに領収書が送付され、決済ができるという仕組みだ。

 

▲ハコベルの利用の流れ

ハコベルは荷主と運送会社をオンラインで直接繋げるため、中間マージンをカットすることで配送料金を低くしている。また、各運送会社の非稼働時間で配送することによって、高品質かつ安価に利用できるのだという。

 

▲配送料金はハコベルで設定した統一料金で提供

 

ハコベルでは、2015年12月のサービス開始以降、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・福岡県でサービスを展開していた。今回の配送エリア拡大では、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県が加わり、1都2府7県でサービスを提供することとなった。PCやスマホアプリで荷物の配送予約から支払いまでを簡単に行えるハコベルは、関西圏における新たな物流手段となる。