百度の第2四半期の財務報告によると、百度の営業収益は208.74億元で前年比14.3%増。純利益は44.15億元で前年比82.9%増。その結果、ウォール・ストリート事前の予測よりも株価も高くなっている。

中でもオンラインマーケティング事業の営業収益は178.83億元、前年比5.6%増となっている。顧客数は47万社、前年比20.9%減となっているものの、客あたりの平均営業収益は3.75万元で、前年比32%増となった。

TAC(Traffic Acquisition Costs)は24.78億元、営業収益の11.9%を占め、第1四半期の12.9%、昨年同期の15.9%よりも下がっている。また、運営に関わるコストは12.25億元、営業収益に占める割合は5.9%、前年比0.5%増。コンテンツに関わるコストは31.21億元、営業収益に占める割合は14.9%を占めている。前年比5.7%増とコンテンツへの事業シフトが鮮明になってきている。

第3四半期について、営業収益は231.30億元、前年比26.7%~30.1%増と見込まれている。

 

※当記事は中国メディア「電商報」の7/28公開の記事を翻訳・補足したものです。