アリババCEO張勇は6月8日の株主総会において、2020年までにアリババのGMVを1兆ドル(約110兆円)へ成長させるという中間目標と2036年まで、アリババのサービスを利用する消費者は20億人を達させる長期目標を発表した。

 

 

2016年もアリババの業績は非常に良く、収益は前年比56%増の1582.73億元(約2.5兆円)となっている。第4四半期のデータによると、コアビジネスとなっているECプラットフォームの営業収益は315.7億元(約5,000億円)、前年比47%増。そのうち、モバイルECプラットフォームは収益の85%を占めた。

年間アクティブユーザーは4.54億人。モバイル端末のMAU(月間アクティブユーザー)は5.07億人。アリババプラットフォームのGMV(流通総額)は中国小売総額の11%を占めている。業界のトップの地位を揺るぎないものとしている。

 

※当記事は中国メディア「Techweb」の6/7公開の記事を翻訳・補足したものです。