企業向け物流プラットフォームPick Goを展開するCBcloud株式会社は、2017年8月9日に個人向けの配送プラットフォームPick Go for personalを開始。配送依頼者はアプリを通じて、Pick Goに登録している1,600人を超えるドライバーに依頼を一斉配信、最も条件の合うドライバーを指名して荷物を届けてもらうことができる。

 

ドライバーと直接交渉ができる

配送の依頼をする際、日時、行先、荷物量などの情報をアプリ入力すると、ドライバーから料金や日程の提示とともに依頼に対するエントリーがくる。そこから依頼者がドライバーを選定することでマッチングが完了する仕組みだ。また、配送料金に関しては、Pick Goドライバーとの直接交渉が可能で、複数のドライバーからエントリーが来た場合は、提示された日程や金額に加えて、実績や評価、顔写真を元に、ドライバーを選択することできる。ドライバーの都合に合わせた日時や条件で交渉すれば格安の料金提示を受けることもあり、一般的な運送会社では対応していない早朝や夜間帯の配達もドライバーとの相談で可能だ。

配達終了後は、依頼者とドライバー双方の評価を行うシステムを導入しており、Pick Goを使用する両者の質が向上することが期待される。

 

フリマアプリやネットオークションにも使える

Pick Goで使用される車両は、チャーター便といわれる軽貨物車で、トランクケースだと機内持ち込みサイズで約35個積むことができるものだ。1車両貸し切りで配送を行うサービスであるため、当日中の配送にも対応。都合の合うドライバーがいれば、数時間後の配送も可能だ。

また、宅配便では送れなかったリ、送れたとしても高額となるような商品を低コストで送ることができ、複数の商品をまとめて送ることにも対応。単身引っ越しにも利用することができ、追加オプションとして家具の組み立てなど、配送以外の業務を請け負ってもらうことができる。

 

Pick Goでは、依頼主がドライバーと直接依頼に関する交渉が可能であるため、一般的な運搬会社よりもより都合の良い条件で配送依頼できることが期待される。また、ドライバーにとっては、依頼主との交渉によっては効率的に仕事を受けることが可能で、配送以外の業務を請け負うことができアプリ上実際に評価される点で、革新的なプラットフォームとなっている。