中国版TiwtterといわれるWeibo(新浪微博)の株価は今年2月以来継続的に上昇し、時価総額は2月の最低値より3倍に増加。18日にはTwitterを超え、113億ドル(約1兆円)にのぼり、世界中でサービスを展開している本家であるTwitterよりも市場で評価が高まった。

両社の第二四期のIRデータによると、Twitter の第二四期のMAU(月間アカティブユーザー)は3.31億人で昨年より3%増。一方Weiboは上場以来、MAUは9四半期連続で30%以上の増加状態を保っている。第二四期のMAUは2.82億人にのぼり、前年比33%増であった。

QuestMobileのデータによると、8月のリオオリンピック期間、 Weiboのユーザー数、MAUは共にピークとなった。一人当たりデイリーの利用時間は30分を超え、デイリーの利用回数は少なくとも7回。中国の42名のオリンピック金メダリストのうち、40人がWeiboのアカウントを持ち、オリンピック期間中、合計で288のポストをWeibo上で行った。オリンピック後の9月でも、WeiboのMAUは前年比79%増を記録。オンラインライブ、ビデオなどのサービスがWeiboの成長を促進し、2018年のユーザー数は4億人まで増加すると予想されている。Weiboは現在、中国版Twitterではなく、Twitter+InstagramYouTubeの総合プラットフォームとなっている。今後、Weiboの株価は引き続き上昇することが予想されている。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の10/18公開の記事を翻訳・補足したものです。