中国のモバイル動画アプリ等を使って、短編動画の投稿や生放送で一気に人気が高まった網紅Papiは、今年6月Taobaoで「酱心智造」というオンランショップを開設した。中国で人気のある映画「魔獣」の上映に合わせて、Papiは「魔獣」関連のTシャツ(一枚99元(1,500円)、限量99枚)を同サイトで販売したが、わずか36分で完売した。

しかし、その後新たな商品の展開もなく、サイトの更新もストップしている。カスタマーサポートとも連絡が取れない。Papiのマネージャーによると、PapiチームはECでビジネスを本気にやるつもりもなく、動画の中での宣伝も気が進んでいないようだ。ただ、機会があれば動画を通じての販売も行っていきたいようだ。例えば、今年の中国の大学入学試験期間(6月頃)に、Papiチームは面白い試験問題集を作ろうとしていたが、十分な時間がないために実現することができなかった。このようなことがあったものの、Tシャツ以降、新たな商品の展開がオンラインショップでは行われていない状況のようだ。

 

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の10/16公開の記事を翻訳・補足したものです。