中国最大のEC会社Alibabaが運営するC2CサイトTaobao上では、偽物商品が蔓っているため、アメリカアパレルフットウェア協会(AAFA)アメリカ合衆国通商代表部(USTR)がAlibabaをもう一度「notorious market list」(ブラックリスト)に入れるべきだと呼びかけた。ブラックリストとは2011年2月から、USTRが公表した知的財産権を侵害する海賊版や模造品の市場とサイトのリストである。かつて、中国のBaidu(百度)、Taobao(淘宝)、Sougo(搜狗)、JD(京東)、Xunlei (迅雷)、Sougou(搜狗)、Tencent paipai (腾讯拍拍网)はリストに載せていたが、2012年、Taobaoをリストから削除した。

それに対して、AlibabaはUSTRに書簡を送り、こう答えた。「今年8月まで、弊社は3.8億商品ページを撤去し、18万店舗のオンラインショップを閉鎖した。さらに、675社の偽物商品の生産・販売をしている運営会社を取り除いた。そして、AIibabaは偽物商品を受け入れない、知的財産を損害する行為を許せない。」と述べた。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の10/12公開の記事を翻訳・補足したものです。