中国の二人っ子政策によって、市場拡大を予測している韓国子供向けアパレル企業「Zero to seven」は中国市場を狙っているようだ。2011年に中国の百貨店とショッピングモールでの店舗を展開してから、毎年平均売り上げは22%増と急成長を見せている。Zero to seven傘下のブランドAllo&lughは鮮やかな色で中国の消費者の好みとマッチ。Shark barnはアウトドアと遠足関連グッヅで人気を集めた。昨年Zero to sevenはTmall国際にオンラインサイトを開きオンライン展開を開始。今年には中国でセール品を中心に取り扱っているサイト唯品会にも進出した。

さらに、この会社の人気ブランドであるGoong Secretは、アジアの子供向けのスキンケア商品を販売している。Goong Secretの責任者によると、アジア人向けスキンケア市場はニッチマーケットとして、まだ中国の企業に認知されていないため、韓国商品、とりわけ同社の商品へのニーズが高くなっている。今年、Goong Secretの店舗での売上は前年比260%増と急成長した。

Zero to seven以外の韓国ブランドについても見てみよう。中国と合弁企業を作り中国に進出しているアパレルブランドMoiimolnCurlysueは中国国内に現在55店舗を持ち、今年末には70店舗まで拡大する予定だ。2017年にはECサイトでの販売を開始する見込みだ。2014年の中国の子供向けアパレル市場の売上は223億ドル(約2.3兆円)を超えており、今後も継続的な成長が見込まれている。

 

※当記事は中国メディア「雨果网」の10/14公開の記事を翻訳・補足したものです。