日本経済産業省のデータによると、2015年中国の消費者がオンランで日本から商品を購入した総額は7,956億円であった。2019年まで2兆3,400億円まで増える見込みだ。その一方で、日本での“爆買い”の勢いが減ってきているが、オンランショッピングは日本の市場成長に良い影響を与えている。

9月20日から24日までの間、日中経済協会(Japan-China Economic Association)の代表者が北京へ訪問し、中国の消費者は品質の高い日本製品を好んでいるということを再確認した。中国政府及び中国EC系サービス提供社は日本企業との事業提携に意欲があり、日本の商品を中国のネット上に拡大したい流れは続いている。

日本の会社はアリババ京東などと提携して、オンランショップを開くことにより、中国の消費者が日本製品を買うことができるようになった。今では、中国ECサイト上の価格(送料を除く)は日本の価格とほぼ同じであり、非常に手を出しやすい状況が生まれている。

今年5月、小林製薬はアリババでオンラインショップを開いて、9種類の薬の販売を開始した。熱さましシートは大人気製品の一つである。

広島県熊野町の晃祐堂(koyudo)は化粧ブラシの製造販売をしている会社であり、今年末、中国サイトでオンライン販売を開始する予定である。

 

 

※当記事は中国メディア「電商報」の10/5公開の記事を翻訳・補足したものです。