株式会社NEXERとバリューテクノロジー株式会社は共同で、事前調査で「ECサイトを普段から利用している」と回答した全国の男女753名を対象に、「ECサイトでの買い物」についてのアンケートを実施した。
調査結果
「ECサイトで買い物をする際、注目しているポイント」を選択してもらったところ、最も多かったのは「値段」で89.5%と9割近く、次いで「送料・配送スピード」の56.6%という結果だった。次に「口コミ・レビュー」、「商品の探しやすさ」、「ECサイトの信頼性」など、ECサイトに記載されている情報が多く選ばれていた。
「複数選択した中から、ECサイトで買い物をする際、もっとも注目しているポイント」をひとつだけ選んでもらったところ、圧倒的に多かったのは「値段」で62.4%、「ECサイトの信頼性」の11.7%、「口コミ・レビュー」の11.4%が続いた。このことから、配送の速さよりも買い物でのお得感や、信頼感を重視している人が多いことが分かった。
「このECサイトは使いづらい」と感じて、買い物をやめたことがあるか尋ねたところ、27.9%の人が、使いづらさを理由にECサイトから離脱していることが明らかとなった。さらに「買い物をやめたことがある」と回答した人に、その理由を聞いてみると、商品情報や決済方法などの見にくさや使いにくさにストレスを感じる人が多いようだった。他にも、詐欺を思わせるサクラっぽいレビューなどの不信感から、買い物せずにECサイトを閉じてしまう人も多々見られた。
「買い物をやめた理由がどのように改善されたら買い物すると思うか」聞いてみたところ、写真や商品説明、レビューなどが鮮明で信頼できそうなサイトになることを求める声が多く聞かれた。また、送料無料やクーポン情報などのお得な情報に惹かれる人も多く、他のECサイトと差別化を図ることがポイントになるようだった。
まとめ
ECサイトが増えている今、一つの商品をさまざまなECサイトを見比べて値段の安さや配送にかかる日数、レビューなどをチェックしているようだった。このような状況下で多くの人からECサイトを利用してもらうには、運用支援を受け、商品の情報や受注データ管理、支払方法などをカスタマイズし、売り上げを分析するのも一つの手だろう。