ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」を運営する株式会社IDEATECHは、従業員数10名〜300名未満のBtoB中小企業に勤務するマーケティング担当者106名を対象に、BtoB企業のエンプラリード獲得の難しさに関する実態調査を実施した。
調査結果
「Q2.あなたの企業が行っているリード獲得の施策について教えてください。(複数回答)」と質問すると、「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」が最も多く29.2%、次いで「SEO」が28.3%、「リスティング広告」が27.4%という結果だった。一方、「資料掲載プラットフォームの活用」や、「アフィリエイト広告」は10%前後と少数だった。
「Q3.あなたは、エンタープライズ企業のリード獲得が難しいと思いますか。」と質問したところ、「そう思う」と回答したのは約65%と(「非常にそう思う」が28.3%と「ややそう思う」が35.8%の合計)多くの人がリード獲得が難しいと感じていた。
Q3で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に対し、「Q4.エンタープライズ企業のリード獲得に課題を感じている理由を教えてください。(複数回答)」と尋ねたところ、1位は「社内のリソース不足」で63.2%、2位は「マーケティング施策に関するノウハウ不足」で61.8%、3位は「企業ブランドの認知力不足」が48.5%だった。この結果から「資源」や「知識」が足りないことでリード獲得に壁を感じている企業が多いようだった。
「Q6.エンタープライズ企業のリードを獲得するために今後注力したい施策について教えてください。(複数回答)」との質問に対し、「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」が最多で32.1%、2位以降は「アウトバウンド」が22.6%、「SEO」の20.8%が続いた。また、「Q2.あなたの企業が行っているリード獲得の施策」で最も多かった回答と同じく、ここでも「コンテンツマーケティング」が1位となっており、重視されている施策であることが明らかとなった。
まとめ
今回の調査では、BtoB中小企業のマーケティング担当者がエンタープライズ企業のリード獲得に悩んでいることが浮き彫りとなった。また、エンタープライズ企業が求めるコンテンツを制作することにより、ダウンロードされたコンテンツからどの分野に興味が持たれているのかを把握できることに加え、自社がファン化される可能性もあり、BtoB企業の多くがコンテンツマーケティングに注目している。このコンテンツマーケティングを通じて、エンタープライズ企業のリード獲得を促進する仕組みを実施してみてはどうだろうか。