BtoBマーケティングメディア「BeMARKE」を運営する株式会社アジタスは、2023年6月28日~6月30日の間、BtoB企業に勤めるマーケティング担当者154名を対象に、ChatGPTの活用状況に関する実態調査を実施した。
調査結果
アンケートに回答したマーケティング担当者の業務について尋ねたところ、「マーケティング戦略の立案・策定」が22.4%と最も多く、続いて「SEO及びWebサイトコンテンツ制作・改善」が15.7%、「ウェブ広告運用」が11.1%となった。
「ChatGPTをマーケティング業務にどの程度利用されていますか?」と質問したところ「毎日利用している」8.4%、「週2-3日利用している」18.8%、「週1回以上利用している」26.6%と、週1回以上利用している方が53.8%と約半数だった。
「ChatGPTを活用することで業務が効率化されたと思いますか?」と尋ねたところ、「とてもそう思う」と回答した方が27.3%、「ややそう思う」と回答した方が34.4%とだったものの、「どちらとも言えない」、「そう思わない(あまりそう思わない・全くそう思わない)」は4割近くと一定数いた。
「ChatGPTはどのような業務で活用していますか?」との質問に対し、「施策のアイデア出し」が24.1%と突出して高く、他には「広告のキャッチコピー作成」や「記事制作」で特に活用されていることがわかった。
まとめ
本調査を通じて、2023年6月の時点で多くの担当者がマーケティング業務にChatGPTを活用し、業務効率化を実感しているようだった。また、施策アイデア出しやコンテンツ制作などの作業は、マーケティング担当者にとって一定の工数がかかる業務であるため、ChatGPT活用による業務効率化に今後も期待したい。