物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供する株式会社オープンロジは、Shopifyの事業者からCRM施策の一環として顧客の注文回数や顧客ランクに応じて同梱物の対応を実現したいという要望を受け、「出庫ルール機能」と「Shopify flow」の連携を実施した。

 

これにより、顧客の注文情報を基にノベルティ特典など同梱物の出庫指示を自動化できるパーソナライズマーケティング施策を物流面でも実現できるようになった。

 

 

連携で出来ること

 

Shopifyの事業者は、「Shopify flow」の注文タグをオープンロジの「出庫ルール機能」と連携させることで、商品の購入回数や顧客ランクなどを条件として同梱物の種類をシステム上で設定・変更することが可能になった。さらに、注文の取り込みと同時に顧客の注文情報に沿った同梱物の出庫指示が自動生成され、出庫までの物流を自動化することができる。

 

 

連携に至るまで

 

2021年11月、オープンロジはユーザーが条件や期間を設定することで、ノベルティやチラシなどの同梱物の出庫依頼が自動でできる「出庫ルール機能」を新規開発し、複雑になりがちな顧客別・商品別のノベルティやチラシの同梱指定、自動出庫依頼を可能にした。その後、2022年10月には、越境ECでも「出庫ルール機能」を利用でき、海外配送においても各購入者やそれぞれの商品に応じて、ノベリティや英文説明書の同梱、緩衝材の設定などをシステム上で指定し、EC事業者の要望に合わせた出庫依頼を行えるようになった。

 

 

株式会社オープンロジについて

 

株式会社オープンロジは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供している。また、独自の倉庫管理システムを通じて全国の倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを実施する。

 

 

 

今後もオープンロジは提携倉庫を拡大して提供する物流サービスの幅を広げるとともに、ユーザーポータルの新規機能を開発、様々なアプリと連携することでEC事業者の業務効率化を後押しする物流のDX化を推進していくとのこと。