SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(以下SGL)と、クラウド在庫管理ソフト「ロジクラ」を提供する株式会社ロジクラは、共同で提供するECフルフィルメントサービス「XTORM」を2021年5月より開始する。

 

これにより、SGLが提供している「シームレスECプラットフォーム」を活用し、最適な物流スキーム構築をアシストすることができる。

 

 

「XTORM」を提供する背景

 

昨今、新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、多くの小売事業者が、新たにEC事業に乗り出す流れが加速し、在庫管理から販売・決済までのスキーム構築や、物流設計に伴う初期投資などに課題を抱えていることがある。更に、すでにEC事業を展開している企業でも需要増加に伴うスペースや人員の不足、急な出荷増に伴う出荷遅延やクレームへの対応などの課題もある。そのような中で、SGLの物流機能とロジクラの在庫管理システムの融合や「シームレスECプラットフォーム」を活用することで、上記の様な課題解決に最適なソリューションを提供することができる。

 

「シームレスECプラットフォーム」

 

SGホールディングスグループの次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」において展開する「シームレスECプラットフォーム」は、佐川急便の大型中継センターと直結していることで、最短、当日でのスピード配送を実現。またセール等の出荷増にも対応可能なキャパシティを固定費ゼロの従量課金制で利用することができる。更に、クラウド在庫管理ソフト「ロジクラ」から直接入出荷依頼が可能になり、「ロジクラ」とShopify等の通販モールを連携させることで、出荷の自動化も出来るようになる。

 

SGLおよびロジクラは、今後も利用者の多様なニーズに合わせた最適なソリューションを提案し、利用者と共に進化するベストパートナーを目指していくとのこと。