スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START」を運営するStaff Techカンパニー、株式会社バニッシュ・スタンダードは、9月14日より、海外対応を開始し、その第1弾として、カシオ計算機株式会社の台湾の現地店舗スタッフおよび、台湾ECサイトへのサービス提供をスタートする。これは、「STAFF START」が海外の店舗および、ECサイトに導入される初の事例となる。

 

STAFF START」導入により、台湾の“G-SHOCK STORE ”の店舗スタッフのオンライン接客が開始できる。

 

 

台湾のEC情勢

 

台湾では、人口に対するEC利用者の割合は、80.5%と日本のEC利用者率の63.6%と比べても非常に高く、今後もオンラインの販売強化がより一層重要になっていくと予想される。また、台湾では周辺国と比べライブ接客やSNSによるマーケティングも浸透しており、SNSとECサイトを連携、連動させることで購買につなげる手法が活用されている。そこで「STAFF START」を通じて店舗スタッフの知識や商品レビューをコンテンツ化し、ECサイトを充実させることで、さらなる販売促進が期待される。

 

 

STAFF STARTとは

 

 

STAFF START」は、専用アプリを通じて店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Techサービスで、導入企業の中で最も利用されている「コーディネート投稿機能」は、店舗スタッフが撮影したファッションコーディネート画像に商品情報などを紐づけてECサイトやSNSに投稿し、その投稿を通じて商品紹介やコーディネート提案などの接客が行える。また、スタッフの投稿を通じて生じたEC売上は可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用可能だ。

 

 

 

今後、「STAFF START」は、最大43言語への対応を行い、ECサイトを通じて世界中の店舗スタッフと顧客を繋ぎ、スタッフを基軸としたオンライン接客の浸透を目指すとのこと。