あと払いサービス「Paidy」を提供する株式会社Paidyは、「Paidy」と振り返る2020年を発表した。その一部を紹介する。
2020年はPaidyにとって飛躍の一年となった。2014年のサービス開始以降、Paidyが一番使われた年であり、アカウント数は430万を突破している。取扱高・売上は昨年比2倍以上となり、こちらも成長を続けている。
より安心安全に使えるサービスを目指して、4月からは、本人確認と利用上限金額設定機能を実装したPaidyのアップグレード機能「Paidyプラス」の提供を開始した。さらに、10月末からは分割手数料無料の「3回あと払い」サービスも開始した。加盟店においては、ニコニコポイント、Qoo10、サマンサタバサグループ、アクティビティジャパンなどの大型加盟店にてPaidy導入が実現した年だった。
そんな2020年の、利用者のPaidyの使われ方を振り返る。
1年で最もPaidyを使って買いものされた日は、12月1日だった。
2019年までは買いものが夜の9時〜12時台で顕著であり、また、ランチブレイクでの買いもの(12時台)を楽しんでいる利用者も一定数いたが、本年はその傾向が比較的に緩やかになり、一日を通じてオンラインで買いものをするPaidyの利用者の姿が浮かび上がった。コロナ禍でテレワークが進み、仕事の合間の「スキマ時間」に昼夜問わず家で買いものをすることが増えていると考えられる。
利用者は週の後半(水曜日以降)に買いものをする傾向にあった。なお、ファッションは週末の夜に、コスメは平日朝8時台に、旅行商品は週末日中に買う人が多くなっている。
今年一番買われたアイテムTop3は、ファッションでは順にTシャツ、ニット・セーター、パンツ・ズボン全般だった。コスメでは口紅が上位に上がっている。Withマスク時代、「リップを付けない」ではなく、「付けて自分をアゲる」Paidyの利用者の姿が浮かび上がっている。また、家電分野では、今年は利用者が家で楽しむゲームに投資したことがわかった。
2019年と比較して上位に上がっていたアイテムは、マスク、ルームウェア、フレグランスグッズ、ボディ・ヘアケア・香水だった。必需品としてのマスクに加え、おうち時間を快適にするルームウェア、フレグランスグッズに投資していることがわかる。一方で、ボディやヘアケアに取り組み、自分磨きに手を抜かないPaidyの利用者の様子も見受けられる。
こうしたお買いもの行動を、Paidyは「うちナカ・スマート投資」と名付けた。コロナ禍においても、日々の暮らしをちょっと良いものにするため賢くお金を使う利用者像である。
Paidyは、2021年もすべての人がより便利で安心して利用できるサービスを提供していくとしている。