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2017/07/05

スマホ決済の利用状況は2割程度、利用意向は約半数

KDDIは、「スマホ決済利用意向調査」を実施し、スマートフォン所有者の2割が現在スマホ決済(※)を利用しているほか、10代の半数以上が将来的にスマホ決済を使用すると回答したことが明らかとなった。

10代にとっては「クレジットカードの未所有」がスマホ決済を阻む主な障壁となっているが、他の年代では「セキュリティ」「スマホの紛失・故障」に不安を覚えていることも判明した。

この調査は2017年6月16日から19日にかけて全国の10代〜50代のスマートフォン所有者約2,000人を対象にKDDIが実施したものである。

※ここでのスマホ決済とは、スマートフォンを専用端末にタッチして、決済・精算すること。オンラインでの決済は除く。

 

スマホ決済の利用者は「会計がスムーズ」、「ポイント付与」に高い満足度

この調査では、スマートフォン所有者の2割がスマホ決済を利用していると回答。スマホ決済を利用する理由としては、「会計がスムーズだから」(23.4%)が最も高く、「ポイントが付くから」(22.2%)、「財布を持たなくても済むから」(15.0%)が続いた。スマホ決済に関する満足度は高く、現在スマホ決済を利用している人の9割が「継続利用する」と答えた。

スマホ決済の利用場所としては、コンビニや交通機関における日常使いのほか、若年層では「映画館」や「観光地」「お祭り」「音楽フェス」など、アクティブシーンでの利用が目立った。一方、40代〜50代では「百貨店・デパート」や「家電量販店」などの日常のシーンでの利用が多かった。

 

スマホ決済の利用意向は約半数で、特に若年層が積極的

スマホ決済を現在使っていない人のうち、約半数が「将来的にスマホ決済を使う」と回答。中でも、10代では53.8%、20代では42.2%の人がスマホ決済を今後使いたいとしており、若年層がスマホ決済に積極的であることがわかった。

若年層はスマホ決済を利用する目的として、「会計がスムーズ」「財布を持たずに済む」ことを重視。一方、40代〜50代は「ポイントが付くから」が主な理由となっており、年代によってスマホ決済に求める機能が異なることも判明した。

 

現在スマホ決済を利用していない最も大きな理由は、「セキュリティが不安」

約半数がスマホ決済の利用を将来的に希望していたものの、実際にスマホ決済を利用しているのは約15%の10代。スマホ決済を現在使用していない理由としては、「クレジットカードを持っていないから」が最も大きく、利用したくても利用できていないことが明らかとなった。

一方、40代や50代ではスマホ決済を用いていない理由として、「セキュリティ」「スマホの紛失・故障」に不安を抱いている人が多かった。

 

今回の調査では、2割のスマホユーザーがスマホ決済を利用しており、半数を超える10代のスマホユーザーが将来的にスマホ決済をする意向があることが判明した。今後ますますスマホ決済のニーズが上がっていくことが予想されるが、スマホ決済を利用できていない10代の多くは「クレジットカードの未所有」という根本的な問題を抱えている。クレジットカードを作成できる10代は非常に少ないことを考えると、クレジットカードを持っていなくてもスマホ決済を利用できる環境を整えることが重要である。

 

 

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