Amazonは、法人・個人事業主向けの購買専用サイト「Amazon Business」の売上が年間100億ドル強を達成したことを明らかにした。現在世界8カ国でサービスを展開しており、利用している法人・個人事業主数は数百万社にのぼる。

 

Amazon Businessの年間売上の半分以上が販売事業者による利用

Amazon Businessでは、事業者のみならずあらゆる規模、業態の法人・個人事業主を対象に、従来のAmazonサービスに加え、決済における請求書払いの選択や、自社の購買傾向や履歴を可視化、コスト管理ができる購買分析、レポート機能が提供される。

世界では数百万社の法人・個人事業主により利用されており、米国の入学者数においてトップの教育機関のほぼ8割が、さらに、人口においてトップ100の地方自治体の40%以上が、Amazon Businessを利用している。また、Amazon Business内での販売は、米国で15万社近く、世界では数万社の販売事業主により数億点の商品販売が行われている。

また、今月でサービス開始から1周年を迎える日本では、請求書決済サービスの利用率がAmazon Businessを展開する8ヵ国の中で最も高く、年商300憶円以上のユーザーのうち70%以上が利用している。とりわけ、Amazon Businessにより法人価格での購入や経費精算の負担軽減・可視化が可能になったことが好評だという。

 

<参考>

法人・個人事業主向け購買専用サイトAmazon Businessを日本でもスタート

 

売上の半数以上が販売事業者によるものだというAmazon Business。今後、販売事業者の成長に繋がるよう、必要とされる機能の提供やイノベーションに注力していくという。