59カ国1,800人以上の旅行者からの30億以上の予約を分析したCriteoの調査によると、オンライン旅行会社は他旅行代理店と比べて、モバイルアカウントでの予約を積極的に活用しているようだ。

その結果、2017年10月〜12月の間、旅行関連のサービスへのアクセスは6割がモバイル端末で行われていることが分かり、この数字は、前年度に比べて19%上がっている。

また、オンラインでの旅行関連の全ての予約のうち45%がスマートフォンやタブレットで決済されており、直近の予約に限ってみると89%がモバイルデバイスで発生しているという。

また、調査した59か国の中で、モバイル端末での予約を最も行っている国は日本で46%。次いでカナダの44%、スウェーデンの41%となっている。

CriteoのPauline Lemaire氏は、「今後さらにアプリやスマートフォンから予約が行われる」と述べている。これらのプラットフォームを使うことでユーザーは、ギリギリまで予約することを検討することができるなど、価格以外のメリットが大きいことが影響しているようだ。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の1/29公開の記事を翻訳・補足したものです。