アリババグループ傘下で国際EC事業を担当するAlibaba International Digital Commerce Groupは、日本市場向けの越境ECアプリ「TAO」を2024年10月8日にリリースした。


これにより、アプリでは日本の利用者がストレスなくショッピングを楽しめ、商品の購入意欲を引き出すEC体験を提供できる。

 

 

TAOについて

 

TAOでは、淘宝の特徴を活かして高品質な商品をリーズナブルな価格で提供し、さらに日本のユーザーニーズや趣味・嗜好を踏まえた商品を厳選している。また、日本のユーザーにより良いサービスを提供するため、Alibaba Internationalは日本国内に淘宝日本株式会社を設立し、これらの取り組みを通じて、TAOは日本市場に深く根付いた信頼されるECプラットフォームを目指していくとのこと。

現在、TAOではアパレル・アクセサリー、インテリア家具、家庭用収納、バス寝具、アウトドアキャンプ、ペット用品、調理器具、オフィス用品などのカテゴリーで300万点以上の商品があり、今後も商品数やカテゴリーをさらに拡充していく予定となっている。

 

 

TAOの特徴

 

TAOの特徴としては、「シーン別やトピック別の商品推薦機能により、アプリ内を「探索」しながら商品を発見できる感覚を提供し、関連する商品を次々と発見することが可能な商品推薦機能」、「ユーザー自身のお気に入りリストを共有し、他のユーザーと交流することができるソーシャル機能」、「初回送料無料」、「日本向けに専門の日本語カスタマーサービスチームを設置し、APPオンラインチャット、電話ホットライン、電子メールなど多様なカスタマーサービスの提供」といったことが挙げられる。

 

 

Alibaba Internationalの概要

 

Alibaba International Digital Commerce Groupは、2023年3月の組織改革を受け設立されたアリババグループ傘下で国際EC事業を担当する事業グループ。中国本土以外の世界各地の3億500万人以上の消費者に対してサービスを提供しており、2024年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の売上高は1,025.98億元で、前年比46%増を記録しており、アリババグループで最も急成長している事業の一つとなっている。