カゴメ株式会社は、20歳~69歳までの年に1回以上ギフトを贈る機会があった男女500人を対象に、令和のギフト実態調査を実施した。



調査結果

 

ギフト選びの情報源として最も多く利用されていたのが「インターネット検索」で37.8%、次いで「店頭で探す」が29.2%という結果だった。家族や友人に聞くと答えた人がいた一方で、オンライン系のECモールやオンラインストア(ブランドやメーカーの公式オンラインストア17.0%、量販店の公式オンラインストア7.6%)といった回答も多く、オンラインを活用してのギフト選びも活発な様子が伺える。

また、ギフトの購入場所については、「ECモール」が43.4%とトップで、続いて「デパートの店頭」が41.0%、3位以降は「ブランドやメーカーの公式オンラインストア」が29.2%、「ショッピングセンターモール」が26.8%と、オンライン・実際の店舗が交互となる形だった。この結果から、ギフト選びにはオンラインを多く活用し、実際に購入する際には店頭で実物を見たいという人が多いようだった。

 

 

ギフトを贈った際の贈った方法を尋ねたところ、「手渡し」が61.6%で1位となったものの、「郵送・宅配便」が47.2%、「インターネットショップ、ネット通販等から直接相手の住所へ配送」も29.8%となっており、ギフトを贈る際には利便性も重視されていることが分かった。

 

 

「コロナ禍(2020年)を境に相手の健康を気遣ったギフト選びを行うようになったか」と質問したところ、約4人に1人が「なった」と回答し、贈る相手の健康を考えたギフトを選ぶ人が増えていることが明らかとなった。また、「ギフトを選ぶ際に何を重要視して選ぶか」をコロナ禍前・コロナ禍後で比較すると、最も伸びていたのが「健康」と「実用性」でそれぞれ3.4%pt上昇していた。次いでランクインしたのは、「相手の食生活」で2.2%pt伸長し、贈る相手の身体を気遣う様子が伺えた。