BASE株式会社が運営する購入者向けショッピングサービス「Pay ID」は、「Pay ID」のユーザーを対象とした「ネットショッピングにおける消費者動向調査」を実施した。



調査結果

 

「普段、どのくらいの頻度でネットショップで商品を購入しますか?」という問いに対し、最も多かったのが「1ヶ月に1回程度」の25.8%、次いで「2週間に1回程度」21.8%、「1週間に1回程度」15.3%となっており、約75%の人が1か月以内に1回以上ネットショップで買い物をしていた。

 

 

ネットショップで商品を購入する際、口コミを確認するかどうかでは「かならず確認する」「たまに確認する」を合わせると9割を超え、多くの人が口コミを参考にしていたことが分かった。

 

また、「ネットショップで商品を購入する際、商品の検討材料としてもっとも利用するSNSやプラットフォーム」について質問したところ、商品の購入判断の材料としてもっともアクセスするのは「商品の公式ホームページ」26.3%、次いで「Instagram」22.9%、「商品の口コミサイト」18.1%の順となった。SNSで絞って見ていくと、「Instagram」が圧倒的に多く、「X(旧Twitter)」12.1%、「YouTube」6.4%となっており、SNSで商品をPRするのなら「Instagram」に力をいれることが重要そうだ。

 

 

ネットショップで購入するカテゴリ第1位は「衣料品」22.0%、第2位「美容・化粧品」12.3%、第3位「食料品」10.6%だった。一方、実店舗で購入するカテゴリ第1位は「食料品」21.0%、第2位「衣料品」14.7%、第3位「生活用品・消耗品」13.6%だった。「衣料品」はネットショップ・実店舗両方の上位に入っており、ネットと実店舗で使い分けしている人が多いということが明らかとなった。

 

 

ネットショップで購入する理由で、もっとも多かったのは「好きな時間に買い物ができるから」21.6%、次いで「実店舗に行かなくても購入できるから」16.6%、「検索などでほしい商品が見つけやすいから」15.7%だった。その一方で、実店舗で購入する理由でもっとも多かったのは、「実物を確認しながら購入したいから」41.3%、次いで「すぐに購入したいから」24.0%「目的の商品以外も見たいから」14.9%だった。

 

 

「Pay ID」とは 

 

Pay ID」は、ネットショッピングでのスムーズな決済体験と、新しい商品との出会いや好きなショップでのリピート購入をサポートする購入者向けショッピングサービス。BASEが運営するネットショップ作成サービス「BASE」を利用して開設されたショップで、商品を購入する際に、利用することができる。また、決済機能とショッピングアプリ機能があり、アプリでは、気になる商品を探したり、好きなショップをフォローして、商品の入荷情報やショップの最新情報をプッシュ通知で受けとれる。

 

今回の調査では、購入者がネットショッピングを利用する理由や、ネットショッピングで購入する商品カテゴリと実店舗で購入する商品カテゴリの違いなどを中心に調査した。購入者向けショッピングサービス「Pay ID」は引き続き、こうした消費者の利用動向や傾向を調査し、ネットショッピングの利用活性につながる情報やトレンドを発信していくとのこと。