韓国のECプラットフォームクーパン、2024年の3月中旬に越境EC関連のサービス、ロケットジックを開始予定

 

Coupang, Inc.が運営しているクーパンは、韓国で最も利用されている大手ECプラットフォームだ。

アクティブユーザー数が2,040万名と圧倒的に利用率が高く、特に10代~60代以上の全ての年代でも多く利用されているアプリケーション(EC以外も含めて)となっている。

このように人気のある理由としては、「リテール(卸売販売)でも、事業者出店(マーケットプレイス販売)としても利用できる」、「注文してから12時間以内に商品が届くロケットデリバリーに対応」、「ファッション、食品、生活用品等数多くの商品がそろっている(検閲が入るため、なまもの、医薬部外品、子供用のおもちゃ以外)」が挙げられる。

また現在、クーパン内では越境ECにおいて、中国・米国に続いて3番目に日本の商品が売れているため、さらに日本の事業者を参入させて、日本商品のラインナップを増やしていきたいと考えている。そのような状況だからか、2024年の3月中旬ごろにクーパンは「ロケットジック」という越境EC関連のサービスを開始する予定で、これにより、予め日本のクーパン倉庫に預けられた商品は最短3日で韓国の消費者に届ける事ができるようになる。顧客基盤も大きく日本商品が注目されているECサイトのクーパン。これを機に韓国に進出したい企業は導入を検討してみるのもいいのではないだろうか。