アイランド株式会社が運営する、日本最大級のお取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」は、ユーザーを対象に食品通販に関するアンケート調査を実施した。



調査結果

 

現在の食品通販をする頻度について尋ねたところ、「3か月に1回以上」が最多で30%、次いで「1か月に1回以上」が27%、「半年に1回以上」が21%だった。また、2022年と比較すると「1か月に1回」は32%で、今回5ポイント減となっており、ウィズコロナを経て食品通販の頻度が「3か月に1回」程度に落ち着いている様子がうかがえる。

 

 

食品のお取り寄せ情報を入手しているSNSについての質問に対し、最も多かったのがInstagramの43%、続いて、X(旧Twitter)が41%、LINEの39%が上位だった。2022年との比較ではInstagramが8ポイント、X(旧Twitter)が2ポイント、LINEが7ポイント伸長している。

また、SNSをきっかけに「食品通販をした」と回答した人は半数超の約60%となり、SNSの影響力の高さが分かる。

 

 

食品通販を利用するシチュエーションとして、最も多かったのは「自分へのご褒美」60%、「家族・友人・知人への贈り物」55%、「普段使い」49%という結果だった。また、2023年と2022年の比較をすると、「自分へのご褒美」「贈り物」「記念日」等へのニーズが高まっていることが推測できた。

コロナ禍を経て巣ごもり需要の反動や物価高による消費意欲の変化の影響により、普段では購入しづらい、「たまのご褒美」「特別感」をキーワードにしたものを食品通販で購入する傾向にあるのではないだろうか。

 

 

食品通販をする決め手としては、「商品の説明」51%と最も多く、次いで、「商品の画像」が46%、「送料無料・ポイントなどの特典」が41%、「口コミ」35%が上位だった一方、ネット通販の場合「価格が安い」というのは重要度が低いことが分かった。

食品通販利用者は、説明・画像・口コミ等から高品質なのを見分け、良いものであれば多少価格が高くても購入するという傾向が明らかとなった。