東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社は、現地の消費の見通しや購買意欲について調査を実施した。
調査結果
今後6ヶ月の景気に対する見通しについて77%の回答者は、景気に対する見通しが「どちらでもない」か、「やや成長する」を選択し、消費者の大半は今後6ヶ月の景気は現状を維持する、または少し回復すると考えていることがわかった。
「今後6ヶ月で毎月の支出はどう変化するか」尋ねたところ、全回答者のうち、48%の回答者が支出が増加すると予想していた。
また、「今後6ヶ月間に支出が増えると予想する主な理由」は、「物価の上昇」が最も多く、次いで「必需品の購入増加」、「今後出てくる割引セール商品の自発的な買い物」だった。
「今後6ヶ月間に支出を維持する、または減らすと予想する消費者の主な理由」は、「割引商品、または低価格の代替商品のみしか購入しないこと」と、「購入頻度を減らすこと」だった。このことから、回答者の多くが、長期的にコストを削減するため、商品のまとめ買いを行う傾向が明らかとなった。
各国消費者のカテゴリー支出について調査したところ、シンガポール、台湾、フィリピンでは、消費者は食料品の支出を増やすと予想し、マレーシアとタイでは、ヘルスケアカテゴリー商品の支出を増やすと予想している。また、すべてのマーケットにおいて、口腔ケア商品と日常用品への支出を維持し、ファッションとアクセサリーの支出を減らすというのは共通だった。
ショッピージャパン株式会社について
Shopeeは東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームで、企業のデジタル化とオンラインプレゼンスの強化、多くの人々のデジタルサービスへのアクセス、更には現地社会の活性化を支援することで、多方面と繋がるデジタルエコシステムを実現している。
また、Shopeeは、Seaの他のコアビジネス、デジタルエンターテインメント部門であるGarena、デジタル金融サービス部門であるSeaMoneyとテクノロジーを通じて、消費者や事業者の生活を改善することを目指していく。