株式会社システムインテグレータは、アドビ株式会社とソリューションパートナー契約を締結し、デジタルコマ ース基盤「Adobe Commerce」を日本国内企業に向け、提供を開始した。
これにより、システムインテグレータがさらに広範囲の利用者ビジネスに適したコマース基盤を提供できるようになり、高機能でクイックなECサイトの立ち上げが可能となる。
提供の背景
コロナ禍をきっかけに、BtoCメーカーはリアル店舗からのデジタルシフトをさらに加速させている中、BtoB取引において営業のDX推進が経営課題となっている。企業は激しい競争を勝ち抜くため、デジタル基盤の構築、DX化を加速させており、その中でもコマースへの投資をさらに拡大させ、より迅速にかつ競合他社との差別化を実現しようとしている。
そのような状況下で、Adobe Commerceは、さまざまな業態、形態のコマースサイト機能を包括的に提供できるため、他のコマースプラットフォームより迅速に豊富な機能でサイト稼働させることができるため、今回の提供開始に至った。
アドビのソリューションパートナーとしてAdobe Commerce提供できるようになったことで、システムインテグレータは大規模カスタマイズを得意とする「SI Web Shopping」に加え、より広範囲な利用者のビジネスに適したコマース基盤を提供できるようになった。これにより、利用者は高機能でクイックなECサイトの立ち上げが可能となる。
Adobe Commerceとは
Adobe Commerceは、単一プラットフォームでBtoCとBtoBの両顧客に向けてマルチチャネルのコマース体験を提供できるEコマースソリューションで、2018年にアドビがグローバルで高いシェアを誇るオープンソースのECアプリケーション「Magento」を買収し、2021年にAdobe Commerceとしてブランドを統一した。
今後、システムインテグレータERP事業部のWeb-ERP GRANDITとAdobe Commerceは、連携ソリューションを展開予定で、商品・顧客・価格マスタなどの同期、受注・在庫・納期回答データの連携により主要なビジネスプロセスを自動化させることができる。