スペインの大手アパレル企業Inditexは、オンライン販売で目覚ましい成長を示している。同社は、さらなるデジタルトランスフォーメーションへの対策を講じており、結果も出している。そして今回、初めて一日で100万件もの注文を処理した。

 

新型コロナウィルスのパンデミックにより、Inditexが展開しているブランドである ZaraPull & BearBershakaなどの実店舗は多大な影響を受けた。しかし、総体的みると、2020年第2四半期には既に黒字転換させている。

 

第2四半期の純利益は2億1400万ユーロ

Inditexは、2020年第2四半期に、売上総利益10億ユーロ、純利益2億1400万ユーロを達成した。

パンデミックの影響により、第1四半期に赤字に転じたこと(4億900万ユーロの損失)を考えると、これは素晴らしい数字である。

 

第3四半期はさらに正常に回復

Inditexによると、オンライン売上の急増や実店舗で売上が徐々に回復しており、第3四半期も、引き続き正常に戻りつつあるとのこと。2020年上半期の同社の売上高は、80億ユーロに達し、売上減少率は37%であった。第1四半期が44%減、第2四半期は、売り上げの落ち込みが鈍化したことで31%減となった。

 

「Inditexグループの2020年上半期の売上高は、80億ユーロに達した」

 

同社のオンライン売上の伸びは依然として高く、今年上半期の成長率は、前年比74 %となった。

さらに、今回初めて、1日で100万件のオーダーを受けるという偉業を達成した。

 

InditexのCEOであるPablo Isla氏は、「この回復や好調な業績は、当社の社員全員の弛まぬ努力と熱心な取り組み、そして創造性の賜物である」と強調。また、「私は、オンライン売上の成長にことさら満足している。これにより、当社の実店舗とオンラインプラットフォームの統合戦略の重要性が決定的であることが実証されたからである。これは、フレキシビリティ、デジタル統合、サスティナビリティを3本の主要な柱とした、当社の独自のビジネスモデルの礎である。この三本柱のコンビネーションにより、その安定性が日々証明されている」と語った。

 

「私はオンライン販売の成長に満足している」

 

※当記事は欧州メディア「Ecommerce News」の9/22公開の記事を翻訳・補足したものです。