現在、英国の成人の22%が1日に3〜5回音声検索を使用している。つまりブランドにとっては、消費者が家にいようと外出していようと、常に彼らと接する機会を得ているということだ。
クリエイティブコンテンツマーケティング会社のBrandContentによると、英国人の40%が、1日に少なくとも30分は音声アシスタントを使用しているとのこと。そして2020年までには、全検索の50%が音声によって行われると予想されている。
「音声技術はまだ始まったばかりであるが、その将来性は非常に大きい。技術に対する信頼が高まるにつれ、音声革命の一環としてブランドは、よりスマートに音声を活用するだろう。音声によるサービスがテキストを送信するのと同じくらい日常的になるのは、もはや時間の問題だ」と、BrandContentのSEO責任者であるSiobhan Congreve氏は述べている。
「音声検索の人気上昇から利益を得るのは、有名ブランドだけではない。これまでの音声検索の多くは、ローカルな情報の検索だ。つまり、巨大オンライン企業と同じくらい、小規模のローカルビジネスにもチャンスが生まれている」と同氏。
「先を行くことを望んでいるマーケティング担当者や研究開発チームは、後でではなく今すぐ『ボイスファースト』を検討する必要がある。さもないと、競合他社に取り残される危険がある」と続けた。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の1/7公開の記事を翻訳・補足したものです。