AmazonやeBay、クラシファイド広告サイトeBay Classifiedsは、ドイツのeコマース業界で計66%のシェアを誇っている。一方、ドイツeコマーストップ50に入る他のすべてのオンライン小売業者は、3%の市場シェアすら持っていないという。

 

これは戦略コンサルティング会社EY-ParthenonがDigital Shopping Indexの数値を基に、Onlinehandler-Newsが結論付けたもの。この調査によると、AmazonとeBayは、ドイツの他の主要オンラインショップ大きく引き離しているという。
Amazonの市場シェアは28.7%。続くeBayのシェアは22.9%、第3位のeBay Classifiedsのシェアは14.8%となっている。これらの3つのeコマース企業は、ドイツの電子商取引市場で合計66.4%を占めているのだ。他のeコマース事業者は、3社の競争相手にはなり得ていない。WishAliExpressOttoは2%強のシェアしかなく、トップ10(ZalandoLidlH&MRossman)の残りは1~2%くらいの市場シェアだ。

 

eBay Classifiedsはアプリとして人気

eBayがシェアを6.9%減らしたのに対し、Amazonは昨年と比較して3.9%伸びて1位の座を守っている。個々のオンラインチャネル(デスクトップ、モバイル、アプリ)ごとに比較した場合、Amazonがデスクトップとモバイルで1位にランク付けされていることは明らかであるが、アプリでのシェアでは、eBay Classifiedsが1位に登場している。

 

デスクトップ端末でのウェブサイト滞在時間がより長い

今回の調査によると、モバイルショッピング広告の利用率は、昨年と比較し大幅に増加し、74%の伸びを記録しているという。また、ブラウザベースのモバイル利用率は31%アップした。トップ50の小売業者のウェブサイトへのデスクトップからの平均滞在時間は約5、6分であるが、その一方で、モバイル端末での滞在時間(アプリを含む)はわずか1分を超える程度となっている。

「モバイル端末への移行によって、消費者の集中力の持続時間が大幅に軽減している」とEY ParthenonのAndreas Enders氏。「小売業者は、非常に短い時間内に顧客に購入を決断させる必要がある。それができなければ、売上を上げることはできない」と語った。

 

※当記事はEUメディア「E-Commerce News」の7/6公開の記事を翻訳・補足したものです。