クルーズ純粋持株会社に完全移行し全事業を子会社化 | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」
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2018/05/11

クルーズ純粋持株会社に完全移行し全事業を子会社化

クルーズ株式会社は、平成30年3月期第4四半期決算を発表。平成30年3月期全体の売上高は254億8,600万円(前年度比10.6%減)、営業利益は7億2,500万円(前年度比66.9%減)であった。

また経営指標として、売上と取扱高に振り切りることで株価に関して追いかけない方針を発表。会社の拡大と売上・取扱高の拡大を最も重視していくという。

 

 

SHOPLIST事業の売上成長率が23.9%増まで復調も営業利益率の目標は定めない方針

CROOZのメイン事業であるSHOPLIST事業の取扱高は、214億5,526万円と前年度比12.6%増、セグメント利益は8億6,622万円(前年度比31.5%増)であった。またプロモーション比率では、4Qに行ったプロモーション強化が効果的に働いたことから理想値よりも2.6%上回った。

営業利益率に関しては、2019年の3月期までに8%を掲げていたが、シェア拡大を目的に来期の理想値及び利益率の目標は定めない方針だ。

また、現時点でSHOPLISTの1回当たりの平均購入金額は5,000円であることから、中長期では、1人当たりの年間購入金額20,000円、年間ユニーク購入者数500万人を目指す。さらに、今後はSHOPLISTのリピート率の向上を掲げ、配送日数の短縮、キャンセル・返品に関する問い合わせ件数の削減を行っていき、売上は“最低”年30%成長を目指す。

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オンライントラベル事業を第二・第三の事業の候補に

新規事業に関して、実績が少しずつ出てきているオンライントラベル事業’(TRAVELIST)を第二・第三の事業の候補として注力する。なお、四半期で1億円前後の投資を目安としていたが、この基準を撤廃した。

また、ワールドリンクの越境EC事業を撤退すると発表。1年3ヵ月続けたが、ユーザーやプラットフォームの特性が全く異なることからプロモーションコストが無駄になる状況が続いた。今後はオンライントラベル事業にて集客施策を強化する。また、全体の30%を占めるCandleの赤字額が縮小、黒字化の目途が立っているという。

なお、ゲーム事業に関しては、譲渡していないStudioZ事業としてゲームタイトルを絞って運営するとのこと。

 

SHOPLISTを完全子会社化、売上最低年30%成長を目指す

SHOPLISTを完全子会社化、2018年5月10日をもってグループ経営へと移行した。これに伴い、CROOZ本体は事業を持たない純粋持株会社となった。次世代の経営者の誕生と成長・永遠のベンチャースピードを手に入れるため、「CROOZ永久進化構造」を打ち出し、1社1事業1経営者を掲げることにより既に16社のグループ会社が立ち上がっている。今後は時価総額1兆円を目指し、グループ会社としての拡大を狙う。

なお、SHOPLISTのシェア拡大と第二・第三の柱を創出するスピードを加速するため、今後は全ての利益を売上拡大の為に投資していく方針だ。