コイニー株式会社(以下、Coiney)とストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社(以下、STORES.jp)は、2018年2月1日付けでグループ化し、事業持株会社としてヘイ株式会社(以下、hey)を設立した。

また、株式会社フリークアウト・ホールディングスの代表取締役である佐藤祐介氏がheyの代表取締役社長に就任する。

また、同じく同日付で、STORES.jpを運営していた株式会社ブラケットの社名をストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社に変更し、コイニー株式会社をヘイ株式会社に社名変更し、そこからCoiney事業を新設分割しコイニー株式会社を立ち上げるという少し複雑な流れとなる。

Coineyは事業者向けの決済サービスを提供し、カード決済、オンライン決済、QRカード決済などのサービスを扱っている。一方のSTORS.jpは、最短2分でネットショップを開設できるサービスを提供しており、EC運営に必須なものから、本格的なものまで様々な機能を揃えている。

 

両サービスは2012年にスタートして以来、加盟店数・流通額ともに急成長を果たしている。

この背景には既にデジタル上で商品・サービス販売を行っている事業者の成長や、地方の中小企業やソーシャルサービス上などで人気の個人といった新たな売り手の台頭が考えられるという。

 

この統合により、STORES.jpにて利用される決済機能をCoineyに集約化したり、Coineyの展開する実店舗へSTORES.jpのサービスを導入したりするシナジーが想定される。今後のheyの取り組みに注目だ。