LINE Pay株式会社はLINE Payにおいて、7月26日から荘内銀行北都銀行、7月27日から阿波銀行との連携を開始した。

さらに株式会社マネーフォワードが提供する自動家計簿、資産管理サービスであるマネーフォワードとのAPI連携も7月26日より開始するなど、銀行・アプリとの連携を加速させている。LINE Payは、決済プラットフォームとしての利便性の向上を進めることで、モバイル送金・決済サービスとしての存在感を強めていっている。

 

口座登録でLINE Payへ直接チャージが可能に

今回の新規の3行との連携開始により、連携銀行数は44行となった。連携開始によって、荘内銀行、北都銀行、阿波銀行に口座を持つユーザーはLINE Payのチャージ画面で、銀行の口座を登録することができる。初回登録以降は、アプリ内の操作のみで登録した口座からLINE Payに直接チャージが可能だ。また、今後も各地域の銀行との連携や、LINE Pay導入加盟店の拡大を図っていくという。

 

マネーフォワードでLINE Payでの入出金情報管理が可能に

マネーフォワードとの連携により、LINE Payで行った送金や決済、チャージなど利用履歴や残高確認がマネーフォワードに自動で取り込まれ、グラフ化された家計簿でより手軽に管理が可能となる。今後は、マネーフォワード内で連携登録作業を完了させた後、LINE Payから送られてくる情報共有規約に同意すると連携利用が可能だ。

 

マネーフォワードとの連携をリリースするに際し、LINE Payはキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据えてフィンテックの世界をリードする存在となることを目指していくという。連携銀行数の増加に加えて、LINE Payがマネーフォワード内で対応する金融機関の一つになったことで、ますますモバイル送金・決済サービスとしての存在感を増しているといえる。