Apple中国は、7 月18日から24日まで、銀聯の表示がある店でApple Payを利用すれば、最大50%割引となるキャンペーンを実施。

Apple Payと繋がっているクレジットカードのポイントも50倍貯まるとのこと。今回、このキャンペーンに参加する企業は7-11、スターバックス、Lawson、ハーゲンダッツ、Gapなどの29オフライン店舗と京東KaolaなどのECモールで、全部で28社の小売企業と16社オンラインショップにのぼる。

AlipayとWechat Payが現在のように業界を牽引するまでのユーザー数を獲得できた背景には、大々的な割引キャンペーンを過去から実施してきたからである。一方、Apple Payは大きなキャンペーンを実施してこなかったため、これまでは多くのチャンスを逃してきた。

2017年第1四半期、Alipayの市場シェア53.7%、Wechat Payは39.5%を占めている。キャッシュバック、割引などのキャンペーンなども実施しているが、中国インターネットデータ分析会社Analysysによると、今回のApple Payのキャンペーンは成功する可能性があるという。IDCの予測によると、iPhoneの売上もApple Payのモバイルペイメントビジネスに役に立つだろう。

 

※当記事は中国メディア「Techweb」の7/17公開の記事を翻訳・補足したものです。