2月8日、Boston Retail Partnersのデータによると、2016年、Apple payはこれまで米国市場をリードしていたPayPalを超え、アメリカで最も利用されているモバイルペイメントプラットフォームとなった。Apple pay のシェアは39%で前年比20%増、PayPalは34%の市場シェアに留まっている。次いでMater Card PayPassが25%、Android Pay が24%、Visa Checkout が20%、Samsung Pay が18%、Chase pay が11%となっている。
また今後、およそ22%のサービス事業社が2017年から12ヵ月以内にApple Payを導入する予定としている。さらに11%のサービス事業社は1〜3年以内にApple payを導入する予定としており、31%のサービス事業社は様子を見る見込みだ。
さらに、Apple社の2017年度財務会議によると、Apple pay の2016年のユーザー数は2倍増、売上高は5倍増。それに対して、PayPalの2016年第4四半期の営業収益は17%増に留まり、勢いの差は歴然としている。
ユーザーから見ると、従来のPOS端末に比べてモバイルペイメントは、全体的にスピード、割引制度などの面で人気がある。米国のリアル店舗の売上高がおよそ4.56兆ドル(約175兆円)のうち、モバイルペイメントでの支払売上高はまだ0.6%しかなく、伸びしろは非常に大きいといえよう。
※当記事は中国メディア「電商報」の2/08公開の記事を翻訳・補足したものです。