2017年京東集団大会で、CEO劉強東は2021年までに、京東(JD.com)は中国のNO1のBtoCのECプラットフォームになることを宣言した。

京東による2004年〜2020年までのGMV(gross merchandise volume)予測によると、ライバル企業各社の成長は横ばいとなるのに対して、京東はまだまだ加速的に成長する見込みとしている。京東のGMVは初年度の1,000万元から現在の9,000億元(約14.4兆円)以上と増加し、年増加率は平均で150%。

京東の独自の物流網は人口カバー率98%までに達し、流通効率は前年比で2倍増、物流コストも前年比70%減を達成した。

京東は現在、金融、クラウドサービス、オンラインショッピングモールの事業を行っているが、今後さらにサービスの裾野を拡大していき、あらゆるタッチポイントでユーザーとの接点を持って行きたいとしている。そのため、企業のビッグデータ分析や保険など様々な領域に進出する意思を示している。

2020年までに京東金融は世界TOP3を目指し、京東ペイメントだけでなく、各種若者向けの金融ザービスや、保険サービスなどを提供する予定だ。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の2/10公開の2つの記事(この記事とこの記事)を翻訳・補足したものです。