アイランド株式会社が運営する、日本最大級のお取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」は、ユーザーを対象に食品通販に関するアンケート調査を実施した。



調査結果

 

食品通販の頻度について尋ねたところ、2019年、2024年ともに「1か月に1回以上/3か月に1回以上」が30%前後となっている一方で、2024年は「1年に1回以上」が6ポイント増加していた。この結果から、近年は節約志向の高まりを受け、定期的に購入するのではなく「時々のご褒美や特別感」への購入傾向が高まっていることが推測される。

 

 

食品通販をする理由やシチュエーションについて尋ねると、2024年の結果では、「自分へのご褒美」が最多の60%となり、次いで「家族・友人・知人への贈り物」で54%、「普段使い」の51%という結果だった。2019年との調査比較では「普段使い」が20ポイント下げているものの、「自分へのご褒美」は10ポイント増加していることから、日常にハレをもたらしたり特別感のあるもの、癒やしを求める消費嗜好の影響はコロナ禍以降で活発化していることが考えられる。

 

 

食品通販をするきっかけとなったSNSについて質問すると、Instagramが47%と最多となり、次いでXが43%、Youtubeの26%となっていた。一方でFacebookやTikTokは5%程度と少数にとどまった。

 

 

SNSの投稿をきっかけにして食品通販をした理由について、「商品の画像が美味しそうだったから」が圧倒的に多く73%、2位は「口コミなどが高評価」で38%、3位は「動画での紹介が分かりやすい」で36%だった。このことから、特に商品画像、動画などの視覚的なコンテンツは購買意欲を高める傾向があることが明らかとなった。

 

 

アイランド株式会社

 

アイランド株式会社は、「フーディストサービス(フーディストノート/レシピブログ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営している。また今後も、これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指していくとのこと。