新しい調査によると、TikTokInstagramFacebookでのソーシャルショッピングにおいて、ミレニアル世代がZ世代を上回った。

小売業会向けイベントRetail Technology Show(RTS)の調査結果によると、ミレニアル世代はTikTok Shopで平均21回購入しており、Z世代の20回を上回ったという。

同様に、ミレニアル世代は、Facebook(20回対14回)とInstagram(19回対18回)でもZ世代を上回っている。

ミレニアル世代によるソーシャルコマースでの購入は、前年比で36%急増した。

しかし、Roblox(オンラインゲーミングプラットフォーム)のようなプラットフォームでは、依然としてZ世代がリードしている。

TikTokはソーシャルショッピングのトッププラットフォームとして浮上し、平均的なユーザーは過去1年間に11回の買い物をしている。

RTSのイベント・ディレクター、Matt Bradley氏は次のように述べる。「ソーシャルメディアチャネルの急成長はよく知られており、その勢いはとどまるところを知らない。コンテンツ主導のコマースに対する買い物客の飽くなき欲求が高まり続ける中、『TikTok made me buy it(TikTokで紹介された商品を買った)』という新たな消費者層が生まれ、小売業者にとってますます重要な買い物客層となっている」。

「しかし、TikTokが広く普及し、Z世代だけでなく、より幅広い消費者層がソーシャルメディアの成長を牽引している現在、小売業者はソーシャルショッパーと関わり方を適応させる必要があり、ターゲティングとエンゲージメントを最適化するためにデータ主導の意思決定が求められるだろう」。


※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の1/8公開の記事を翻訳・補足したものです。