BEENOS株式会社は、BEENOSグループが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee」を利用する海外の顧客1,345名に「越境ECの利用意向に関する意識調査」を実施した。

 

 

調査結果

 

越境ECで商品を購入する理由を質問したところ、「自国の店舗やECサイトで販売していないから」が81.2%で最も多く回答された。また、入手が困難という意味と似た他の理由も多く聞かれ「限定品だから」「廃盤品だから」の回答も40%を超えていた。一方で、「国内よりも安いから」「商品の種類が多いから」といった利便性に基づく回答や、「公式サイトで購入したいから」という安心感を求めて越境ECを利用していることが伺える回答も30%を超えていた。

 

 

越境ECで購入したことのある商品ジャンルを15分野に分けて質問したところ、14分野で利用したことがある人が10%以上という結果だった。最も人気だったジャンルは「アニメなどのキャラクターグッズ」で57.3%、次いで「書籍・マンガなどの冊子」が48.3%、3位は「フィギュア・ぬいぐるみ」で46.3%と上位3ジャンルは半数近い回答数となっており、海外の消費者は様々な分野で越境ECを利用していることが明らかとなった。また、日用品分野の「インテリア・キッチン・生活雑貨」も16.6%の回答があり、越境ECでの商品購入が日常に溶け込みつつあることが伺える結果となった。

 

 

日本の新商品の情報を得ることの多い媒体について質問したところ、1位は「YouTube」で44.4%、2位は「Instagram」で42.1%、3位は「X」で41.3%と他サービスよりも圧倒的に多く、SNS経由で情報を取得している傾向が分かった。またこの結果から、SNSで情報発信を行うことは海外の消費者に情報を届けるための有用な方法のひとつであるといえる。

 

 

BEENOSグループの提供するグローバルコマース事業について

 

BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってきた。さらに、海外への販売環境の構築に留まらず顧客の獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、BEENOSグループ全体での国内企業の越境EC支援実績は累計6,000件以上に上っている。

また、海外購入サポートサービス「Buyee」は、多様な配送手段や決済手段、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、リピート率も高く、現在会員数は588万人以上となった。