株式会社フルバランスは、自社のECサイトにおけるカートシステムのリプレイスを行ったことがある方111名を対象に、カートシステムのリプレイスに関する実態調査を実施した。

 

 

 

調査結果

 

「Q1.カートシステムのリプレイスを行った理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「ランニングコストを削減するため」が41.4%、「セキュリティを強化するため」が37.8%、「機能性/拡張性を重視したいため」が35.1%という結果だった。一方、「UI/UXを改善するため」、「越境ECに対応するため」は10%前後と少数だった。

 

 

「Q2.リプレイス後に導入したシステムの種類を教えてください。」と尋ねたところ、最も多かったのは「パッケージ型(「ecbeing」や「MakeShop」など)」で34.2%、次いで「ASP型(「Shopify」や「BASE」など)」が29.7%、「オープンソース型(「EC-CUBE」や「WooCommerce」)など」が15.4%という回答だった。最も少なかったのはその他、分からない以外だと「フルスクラッチ型(独自開発)」で6.3%に留まっていた。

 
 
 

「Q3.リプレイスを進める際、システム選定において重視した点を教えてください。(複数回答)」と質問に対し、「セキュリティなどの安全性」が44.1%、「使いやすさ」が40.5%、「集計や分析のしやすさ」が35.1%となっており、安全面とシステムの利用しやすさを重視している人が多いようだった。

 

 

「Q7.カートシステムのリプレイスによって改善された点を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、1位「多様な決済方法への対応」が35.1%、2位は「内製化のしやすさ」が31.5%、3位は「カート内商品の表示・編集機能の改善」が28.8%だった。

 

 

まとめ

 

今回の調査では、自社ECサイトのカートシステムのリプレイスが、企業の効率化やセキュリティ強化に寄与していることが明らかとなった。また、EC市場の成長が続き競争が激化する中で、コスト削減や柔軟なシステム対応、多様な決済手段への対応が重要視されており、こうしたリプレイスが今後の売上最大化や、顧客満足度の向上に繋がっていくと考えられる。

 

 

株式会社フルバランスの概要

 

株式会社フルバランスは「つくる人、売る人の成長と成功を最大化する」をミッションに、EC構築及び、EC構築後の成長支援コンサルティング事業を実施している。また、Shopifyを活用して、提案から設計、ECサイトを通じたマーケティング、売上の構築までをワンストップで対応することが可能となっている。