ECプラットフォームカンパニーの株式会社ACROVEは、日本郵便株式会社、日本郵政キャピタル株式会社と今後パートナー関係を強化し、メーカー・ブランドの顧客に対し、販売実績を増大させる取り組みを実施する。
これにより、お客様企業での受注予測の精度を高め、発注をきめ細かくコントロールする事で在庫保有数を最適化、売上機会損失を防ぎながら在庫量の適正化を実現する。
連携強化の背景
メーカー・ブランドのEC担当は少人数で構成されている事が多く、フロントエンドのEC運用とバックエンドの物流対応を同時に効率化させるには、ノウハウとリソースが不足している。そのような中で、ACROVEは日本郵便とのパートナー連携強化を通じて、フロントエンド業務に加え、物流における商品情報登録からアフターサポートというバックエンド業務までをACROVEで改善・販売促進増大をサポートする事が可能となる。
さらに、今後は、ACROVEのBIツール「ACROVE FORCE」の販売関連ビッグデータと、日本郵便の倉庫管理システムの倉庫及び配送手配関連データをかけ合わせることで、実績ベースのデータをベースとしたお客様企業での売上機会拡大に寄与する事を目指していく。
連携強化についてのコメント
日本郵政キャピタル(株) 代表取締役社長 丸田 俊也氏は、「ACROVEのBIツール「ACROVE FORCE」は、ECブランドを中心とした顧客企業の成長に大きく貢献するものであり、このフロントエンド機能にバックエンド機能である日本郵便の物流をかけ合わせることで大きな付加価値を生む可能性があると考えています。当社は、ACROVE様の株主の立場から、フロントエンドのACROVE×バックエンドの日本郵便の取組みを最大限後押ししてまいります。」とコメントした。
一方、ACROVE 代表取締役 荒井俊亮氏は、「ACROVEでは主にECソリューションを提供しクライアント様の売上拡大をご支援しております。クライアント様からバックエンドに関するお問い合わせ、消費者の方へ安心安全に商品をお届けしたい、とご相談をいただくことが多くございます。この度の日本郵便様との連携により、EC・物流における一気通貫ソリューションの体制がより強固になりました。今後は、EC物流におけるデータを活用し、更なるサービス向上に努めてまいります。」と述べた。
株式会社ACROVEについて
株式会社ACROVEはECサービス事業、ECロールアップ事業を展開するECプラットフォームカンパニー。「ECサービス事業」は、自社開発のBIツールACROVE FORCEを用いてブランドのEC売上向上をワンストップで支援し、100社以上の企業を支援、平均で約300％の売上成長を実現してきた。一方で、「ECロールアップ事業」は、ECブランドのM&Aを通じてブランドの価値の最大化を目指す。
今後も、ACROVEは引き続き「ヒトとモノを繋ぐ架け橋となる」をミッションに、素晴らしい商品が本当に欲しい人に届くよう、今回体制を強化した。日本郵便との、EC・物流エコシステムで、日本中にある多くの素敵なモノが、より多くの人に届き、社会循環の協力となれるよう、今後もECサービス事業、ECロールアップ事業を通して、尽力するとのこと。
