アリババの2017年第3四半期の財務報告によると、営業収益は551.22億元(約9,400億円)、前年比61%増。純利益は174.08億元(約3,000億円)、前年比146%増となっている。
しかし一方で、利益率は減少しているようだ。これはアリババが積極的な投資を行なったからとみられている。しかし、高成長している中、クラウドコンピューティングビジネスと娯楽ビジネスの損失が拡大している。クラウドコンピューティングビジネスの損失は6.97億元、昨年の損失は3.98億元である。
現在、アリババクラウドは100万ユーザーに利用され、中国での市場シェアはトップである。アジアで初めて百万ユーザーのレベルのクラウドコンピューティング会社となっている。Gartnerのレポートによると、世界のクラウドサービス市場の市場規模は今年の2,468億ドルから2020年の3,834億ドルまで増加する見込み。このため、今後、アリババのクラウドサービスにとって、大きなチャンスだと見込まれている。
※当記事は中国メディア「Ebrun」の11/4公開の記事を翻訳・補足したものです。