CriteoのThe Shopper Story 2017によれば、1万人の買い物の傾向を調べた結果、80%の消費者がウェブサイトやアプリから、新商品の情報を手に入れていることが分かった。
家族や友人から聞く割合が43%という数値なので、比較すると約2倍であり、この傾向は今後続いていくとみられる。また、口コミによって購入するかどうか決断すると答えた割合は38%であったが、ウェブサイトとアプリの場合は50%となった。
イギリスでは、人口の83%がオムニチャンネルの消費者であり、これはアメリカ以外の市場では最も高い数値である。小売業者はオムニチャンネルを取り入れて、損はないであろうと考えられる。
実際に店舗で買い物をするとしても、57%の消費者が買い物中に携帯で商品を検索している。一方で、高額な買い物をしようとしている80%の消費者は、商品を探す際にウェブサイトを見ている。
口コミは購入を決断する上で、今後も重要な役割を果たしていくであろう一方で、オムニチャンネルの消費者はウェブサイトやアプリを、まず第一に検索エンジンとして使うことは明らかである。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の10/30公開の記事を翻訳・補足したものです。