日本の大手通信事業者Softbankは米の自動車配車サービスUberへ100億ドル(73億ポンド)の投資を協議している。ただし株主への大幅な株式割引販売が条件となる。

 

この投資はSoftbankがUberと現株主から直接株式を購入する形をとるだろう、とWall Street Journalは報じている。今回の投資が全て完了すればSoftbankはUberの株式24%を取得することになる。

直近のUberの株価は690億ドルと評価されているが、Softbankは株価を500億ドルにさげるオークション手続きへの株主の同意を求めている。

両社は2017年7月に商談を始め、8月にはNew York Timesなどが取り上げてきたものだが、今では正式決定であるようだ。最初の会談以降、Uberには、元ExpediaのCEO(最高経営責任者)、Dara Khosrowshahi氏が就任。Khosrowshahi氏にとって就任後最初の重要案件であり、今月中にもその結論が出る予定だ。

 

※当記事は欧州メディア「Mobile Marketing Magazine」の9/15公開の記事を翻訳・補足したものです。