アスクル株式会社が運営するLOHACO ECマーケティングラボの新たなフレンドシップパートナーとしてアドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)が加わった。
アドビは、データに基づいてビジネス状況をリアルタイムで把握するのみでなく、データを予測することが可能なAdobe Analyticsを提供。ラボ参加企業はこれを利用して、より深いレベルで、ユーザーの行動分析が可能となる。
より深いレベルでユーザーの行動分析が可能に
LOHACO ECマーケティングラボはビックデータの活用による新たなECマーケティングの効率的・効果的な実践を目指して2014年2月に始動。LOHACOや市場統計から得られるビックデータを活用した高度な研究分析や実証を通じて、ECマーケティングにおけるノウハウを開発する活動だ。情報のオープン化・共有知化を行っており、現在は第4期として121社のメーカー企業とともに活動をしている。
今回、アドビはデータ分析ツールを含む8つのソリューションで構成されるクラウドサービスAdobe Experience Cloudの中のAdobe Analyticsおよび分析手法のトレーニングを提供。ラボ参加企業は、Adobe Analyticsを利用して、従来の購買データ、ページビュー、訪問者数等のビックデータに加え、LOHACOサイトを訪問する前後のユーザーの遷移データ、ページビュー、訪問回数、お気に入り登録データ数といった、より多様なデータを分析対象に加えることが可能となる。これにより、より細分化したユーザーの行動分析が可能だ。
LOHACO ECマーケティングラボでAdobe Analyticsの利用が可能になったことで、アドビによるアクセス分析勉強会が開催され、ラボ参加企業は勉強会に参加することでデジタルマーケティングの強化を行うことができる用になる。今後はデータ分析の対象が大幅に増え、多様な分析研究が可能となるだろう。