中国の大手コンテンツプラットフォーム今日頭条は米国の短編ビデオアプリFlipagramを買収することがわかった。買収の詳細まだ公表していない。

今日頭条はビッグデータに基づいて、ユーザーに最もふさわしいコンテンツを提供するプラットフォームである。Flipagramは2013年米国ロサンゼルスで創業し、スマートフォンを利用して、写真、短編ビデオを編集することができるアプリを提供。現在、2億人ユーザーを抱え、今までに5億ものビデオを作成した。実際に2015年7月までFlipagramはおよそ7,000万ドル(約80億円)の資金調達を行い、市場価値は3億ドル(約345億円)も超えたと言われている。

これまで、今日頭条のCEO張一鳴氏は何回も短編ビデオ事業に興味を示していた。今日頭条は中国市場に限らず、より多くの人々にコンテンツを伝播し、世界に影響力を広げることを目指している。また。2016年10月、インド版今日頭条Dailyhuntに投資にし、張一鳴氏は第三回World Internet conference会議でBuild & Buyを通じて世界展開を進めていく意思を示している。現在すでに、日本、インド、東南アジア、北アメリカ、ブラジルには足がかりを置き、事業展開を進めている。今後今日頭条のさらなる成長が期待できるだろう。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の2/03公開の記事を翻訳・補足したものです。