ソーシャル&セールスプロモーションサービスを展開する株式会社エクスクリエは、インターネットリサーチで、全国に住む20歳~69歳男女1,500人を対象に「ECモール」に関する調査を2025年5月30日~ 5月31日に実施した。




調査結果

 

「普段買い物する際に利用するモールについて」調査したところ、最多は楽天市場で59.2%、次いで僅差でAmazonが58.9%、Yahoo!ショッピングの32.3%が続いた。また上位3モールはどれも微増ながら増加していたが、4位のZOZOTOWN、5位のau PAY マーケット、7位の@cosmeは2024年よりも減少していた。

 

 

制年代別で見ていくと、特に楽天市場において「女性60代」が70.7%と高い支持を集めており、シニア女性層に強固な顧客基盤を持っていることが明らかとなった。一方、男性50代では、Amazonの利用率が72.0%と突出しており、両社の利用者層の違いが鮮明となった。

 

 

セールイベントの認知から実際の利用への転換率(セールイベントの利用率を、認知率で割った数値)を調べたところ、最多はYahoo!ショッピングの「5のつく日」で82.2%と、主要ECモールのセールイベントの中で最も高い転換率だった。「5のつく日」ほどではないものの、楽天市場の「お買い物マラソン」の79.1%、「スーパーセール」の75.7%も高い数値となっていた。

 

 

「各ECモールのセールイベント利用者が重視するポイント」について調査すると、楽天市場の「お買い物マラソン」では60.8%、「スーパーセール」では52.0%、Yahoo!ショッピングの「5のつく日」では61.2%と、楽天市場やYahoo!ショッピングのセールイベントをよく利用する人は「ポイントの還元率・付与率」を重視する傾向が明らかとなった。一方、Amazonのセールイベント利用者は「商品の割引率」を重視する傾向があり、「ブラックフライデー」では43.2%、「プライムデー」では41.5%の利用者がこの点を重視していることが分かった。